本文へスキップ
File Acture

Windows で PDF にパスワードをかける方法

Windows には PDF にパスワードをかける標準の方法がありません。Microsoft Edge と Microsoft Print to PDF にはパスワードの設定がなく、Word が開くためのパスワードを付けられるのは、Word 自身が保存する PDF だけです。File Acture の「PDFを保護」なら、1 つでも複数でも 1 回の実行で、AES-256 の暗号化とともにパスワードを付けられ、プリント、コピー、編集を許可するかどうかも選べます。

2026年9月24日に更新読了時間 約9分

File Actureチーム

確定申告の書類、診断書、署名した契約書。送った相手だけが開ける PDF にしたいことがあります。強い暗号化を伴うパスワードは、まさにそのためのものです。ここでは Windows と Word にできることとできないこと、File Acture で PDF をロックする方法、そしてアクセス権の設定が実際に何をするのかを説明します。

どんなときに PDF をパスワードで保護すべきですか?

自分の管理できない場所に届いてしまう可能性がある PDF は、いつでも保護します。メールのやり取り、共有ドライブ、USB メモリ、なくすかもしれないノートパソコンなどです。

混同しやすい保護が 2 種類あります。開くためのパスワードは書類全体を暗号化するので、パスワードがなければ読めません。プリント、コピー、編集のアクセス権は、ファイルを開いたあとに PDF アプリが従うよう求められる決まりごとです。一般的なアプリはこれを守りますが、内容を実際に秘密に保つのは開くためのパスワードです。

Windows だけで PDF をパスワードで保護できますか?

できません。Windows 11 には、PDF にパスワードを付ける標準のツールがありません。既定の PDF リーダーである Microsoft Edge は、強調表示、描画、テキストの追加、フォームへの入力はできますが、パスワードや暗号化の設定はありません。仮想プリンターの Microsoft Print to PDF は、印刷したものから新しい PDF を作りますが、こちらにもパスワードの設定はありません。

Windows に備わっている保護機能は、ファイルと一緒には移動しません。エクスプローラーの圧縮先 > ZIP ファイルで作る ZIP にはパスワードが付きませんし、EFS による暗号化(Windows の Pro エディションで、ファイルのプロパティの詳細設定にある内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する)が守るのは自分の PC 上にあるファイルで、メールで送ったりアップロードしたりしたコピーではありません。

Microsoft Word で PDF にパスワードをかける方法

Word は Windows ではなく Microsoft 365 や Office に含まれるアプリで、文書をパスワード付きの PDF として保存できます。ファイル > 名前を付けて保存を選び、ファイルの種類を PDF にしてオプションをクリックし、ドキュメントをパスワードで暗号化するを選んで OK をクリックし、パスワードを 2 回入力します。

これは Word で作成する文書に向いた方法です。既存の PDF は先に Word で開く必要があり、その時点で編集可能な文書に変換されます。レイアウトがずれたりフォントが置き換わったりすることが多いので、保護したコピーが元の PDF と同じ見た目になるとは限りません。また、Word が設定するのは開くためのパスワードだけで、プリント、コピー、編集の設定はなく、保護できるのも一度に 1 つの文書だけです。

File Acture で PDF を AES-256 で保護する方法

File Acture の「PDFを保護」は、PDF の規格で定められた最も強い暗号化である AES-256 で各 PDF を暗号化し、保護されたコピーを保存します。PDF そのものを扱うので、変換も印刷し直しもなく、ページは元のとおりの見た目のままです。

パスワードパスワードを確認に同じパスワードを入力し、アクセス権を設定します。プリントを許可テキストと画像のコピーを許可は初期設定でオン、編集を許可はオフです。1 回の実行に含めたすべての PDF に同じパスワードが設定されるので、1 か月分の請求書や一連のレポートをまとめてロックできます。

書類のタイトルや作成者などのメタデータも暗号化され、ファイルを開いたあとはスクリーンリーダーがテキストを読み上げられます。PDF 2.0 の規格が求めているとおりです。アクセス権を守る所有者のパスワードはランダムに作られ、表示されることはないので、誰かがパスワードで制限を外すことはできません。設定を変えたい場合は、元のファイルをもう一度保護します。各コピーは名前に「-protected」を付けて保存され、元のファイルはそのまま残ります。

アクセス権の設定は何をするものですか?

プリントを許可はファイルをそのままの画質で印刷できるようにし、テキストと画像のコピーを許可はページ上のものを選択してコピーできるようにします。編集を許可は、コメントの追加、フォームへの入力、ページの追加や削除といった変更が対象です。契約書や明細書ではコピーと編集をオフにしておきます。そして、内容を実際にロックするのは開くためのパスワードだということを忘れないでください。

AES-256 の PDF は誰が開けますか?

パスワードと最近の PDF アプリがあれば誰でも開けます。Windows 11 の既定の PDF リーダーである Microsoft Edge で開けますし、最近のバージョンの Adobe Acrobat Reader や、ほかのブラウザに組み込まれた PDF ビューアでも開けます。AES-256 で苦労するのは、よほど古い PDF リーダーだけです。

PDF をロックする前に知っておきたいこと

暗号化の強さは、パスワードと、その渡し方で決まります。

  • 長いパスフレーズを使います。ランダムな単語を 4 つか 5 つ並べたほうが、短い記号の並びより入力しやすく、推測されにくくなります。
  • パスワードは別の手段で送ります。PDF をメールで送るなら、パスワードはショートメッセージで伝えるといった具合です。
  • 大切に保管します。AES-256 には裏口がないので、パスワードを忘れるとファイルは永久にロックされたままです。
  • すでに保護されている場合は、先にPDFのロックを解除で古いパスワードを解除してから、新しいパスワードでコピーを保護します。
  • 先に圧縮します。File Acture が圧縮できるのはロックされていない PDF なので、PDFを圧縮で小さくしてから保護します。
  • 種類の違うファイルが多い場合は、パスワード付きの ZIP なら、書類も写真も表計算も 1 つのパスワードの下にまとめられます。

オンラインではなく PC 上で PDF を保護すべきなのはなぜ?

ロックしてもらうために、人に見せたくない PDF を Web サイトにアップロードするのでは本末転倒です。その時点で、保護されていないファイルはすでに手元を離れています。File Acture は PC 上で暗号化し、ファイルそのものについては何もどこにも送りません。無料版がインターネット接続を必要とするのは、実行回数を数えるときだけです。無料版では PC 1 台につき、最大 5 つの PDF を処理できる実行が 3 回付いています。Pro はこの制限のない買い切りです。価格ページをご覧ください。

Web サイトに任せた場合に実際に何が起きるのか気になる方は、アップロードが実際に意味することをご覧ください。

File Acture で PDF にパスワードをかける方法

  1. 1

    PDF を追加する

    PDFを保護を選び、ロックしたい PDF をドラッグして追加するか、ファイルを選択…をクリックします。

  2. 2

    パスワードを設定する

    パスワードに入力し、パスワードを確認にもう一度入力します。

  3. 3

    アクセス権を選ぶ

    アクセス権で、プリントを許可テキストと画像のコピーを許可編集を許可をそれぞれどうするか決めます。

  4. 4

    フォルダを選ぶ

    出力保存先で、保護したコピーの保存場所を選びます。

  5. 5

    保護する

    保護をクリックします。各コピーの名前には「-protected」が付きます。保護されていない元のファイルを残したくない場合は削除してください。

PDF を AES-256 のパスワードで PC 上でロック。

無料で試せます · PCの中で動作

Windows で PDF をパスワードで保護する方法の比較
方法既存の PDF へのパスワード複数の PDF を一度にアクセス権
Microsoft Edge または Microsoft Print to PDFパスワードの設定なしいいえいいえ
Word、「名前を付けて保存」>「PDF」>「オプション」Word で変換したあとのみ(レイアウトがずれることがある)いいえいいえ、開くためのパスワードのみ
File Acture「PDFを保護」はい、AES-256 で、ページは変わらないはい、同じパスワードでプリント、コピー、編集

よくある質問

Windows で PDF に無料でパスワードを付けるにはどうすればよいですか?

Windows には無料で使える標準の方法がありません。Edge にも Microsoft Print to PDF にもパスワードの設定がないからです。File Acture の「PDFを保護」は無料で試せて、PC 1 台につき、最大 5 つの PDF を処理できる実行が 3 回付いています。

Microsoft Edge で PDF をパスワードで保護できますか?

いいえ。Edge はパスワードで保護された PDF を開けますし、テキストや描画、強調表示も追加できますが、ファイルにパスワードや暗号化を加えることはできません。

複数の PDF をまとめてパスワードで保護できますか?

はい。File Acture の「PDFを保護」にすべて追加すると、1 回の実行で同じパスワードとアクセス権が設定されます。

パスワードを忘れたらどうなりますか?

ファイルは開けなくなります。AES-256 には裏口がなく、File Acture もパスワードを復元できないので、パスワード管理アプリに保管してください。

開くためのパスワードとアクセス権の違いは何ですか?

開くためのパスワードは書類を暗号化するので、そのパスワードがなければ誰も読めません。アクセス権は、開いたあとにプリント、コピー、編集を許可するかどうかを PDF アプリに伝えるものです。

あとからパスワードを解除できますか?

パスワードがわかっていればできます。File Acture の「PDFのロックを解除」で、パスワードも制限もないコピーを保存できます。

関連するガイド