Windows で使えるオフラインの iLovePDF 代替アプリ
iLovePDF と Smallpdf は、何よりもまずウェブサービスです。ファイルはアップロードされ、先方のサーバーで処理され、しばらくして削除されます。Windows 向けのデスクトップアプリもありますが、高度な機能は有料のサブスクリプション向けです。File Acture は同じ種類の作業(圧縮、結合、分割、パスワード保護、OCR、変換)をすべて PC 上で行い、決まった段階ではなく入力したサイズで圧縮でき、サブスクリプションではなく買い切りライセンスで使えます。
2026年9月24日に更新読了時間 約7分
File Actureチーム
iLovePDF は得意分野で優秀です。ブラウザにファイルをドラッグし、ツールを選び、結果を受け取る。ただ、忘れられがちな点があります。ファイルはどこかのサーバーへ送られ、そこで処理され、自動ジョブが消すまでディスクに置かれます。
メニューのスキャンなら問題ありません。しかし給与明細、契約書、パスポート、顧客の書類では話が別で、職場によってはそもそも禁止されています。Windows には、もうひとひねりあります。iLovePDF と Smallpdf は、オフラインで動くデスクトップアプリも出しているのです。これは、3 つの選択肢のうちの 1 つを作っているチームが書いた、正直な比較です。
「オンライン」がファイルにとって意味すること
ウェブの PDF ツールはどれも同じ流れです。アップロード、処理、ダウンロード、削除。各社は保存期間(多くは一定時間後の自動削除)を公開しており、まともな事業者はそれを守ります。
それでも 3 つの事実は変わりません。書類はあなたが管理する端末を離れます。ネットワークを通り、短時間でも、あなたが検証できないストレージに置かれます。そして、50 MB のスキャンを往復させられる速度の回線がある間しか使えません。アップロードを押したあとに何が起きるかも詳しく解説しています。
iLovePDF のほうが適している場面
読む価値のある比較は、相手の得意分野も認めます。
- 機能の幅。PDF から Word・Excel・PowerPoint への変換、電子署名の依頼、そのほか数多くの小さなツール。
- どの端末でも。Chromebook、空港で使うスマートフォン、借りたパソコン。ブラウザさえあれば動き、スマートフォン向けのアプリもあります。
- インストール不要。自分のものでない端末での一度きりの作業なら、ウェブツールが正解です。
- チーム機能。共有ワークフローやクラウドストレージ連携は、ローカルアプリが担おうとしない領域です。
iLovePDF のデスクトップアプリはどうか
iLovePDF は、ファイルを自分のパソコン上で処理する Windows 版と Mac 版のデスクトップアプリも出しています。結合、分割、圧縮、変換など、ほとんどのツールがオフラインで動くので、アップロードの問題はなくなります。
変わらないのは、料金の仕組みと圧縮機能です。上限の引き上げや高度な機能は、月額または年額のサブスクリプションである Premium で提供され、圧縮は入力したサイズではなく、3 段階のプリセット(強・推奨・弱)から選ぶ方式です。
ローカルの Windows アプリが勝る点
File Acture は違う割り切りで作られています。ツール数は少なくても踏み込んだ機能で、ファイルをどこにも送らず、月額料金も求めません。
- 何もアップロードしません。圧縮、OCR、編集、アーカイブ処理はすべて PC 上で完結します。Pro はインターネット接続なしで動作します。
- 「小さく」ではなく目標サイズ。2 MB や 300 KB と入力すれば、実測サイズが収まるまで画像の解像度と JPEG の画質を探索します。
- 画像とアーカイブも。写真の変換、圧縮、リサイズ、位置情報の削除、パスワード付き ZIP の作成、7z ファイルの展開まで、同じアプリでこなせます。
- 買い切り。ライセンス 1 つで 1 台のデバイスを有効化し、そのまま使い続けられます。月額プランはありません。価格を見る。
ツールごとの比較
File Acture は 16 のツールを備えます。PDF の編集と署名、OCR、圧縮、結合、分割、回転、パスワード保護、解除、PDF から画像、画像から PDF、画像の変換・圧縮・リサイズ、メタデータ削除、ZIP 作成、アーカイブの展開です。
今できないのは、PDF を Word や Excel に変換すること、フォームを作ること、他人に署名を依頼することです。これらが日々の仕事なら、正直な推奨はウェブ版かデスクトップ版の iLovePDF、あるいは本格的な PDF 編集ソフトです。
Smallpdf はどうか
同じ割り切りに加えて、もう 1 点あります。Smallpdf のウェブ版の無料プランは 1 日 2 タスクまでなので、スキャンが詰まったフォルダは 1 週間がかりか、サブスクリプション加入かの二択になります。Windows 向けのデスクトップアプリはオフラインで動きますが、変換と最も強い圧縮は有料の Pro プランです。
File Acture の無料版は PC 1 台につき 3 回、1 回あたり最大 5 ファイルまで使えます。実際の書類で試すには十分で、Pro なら一度の支払いで上限がなくなります。
主張は自分で確かめてください
「アップロードしない」と言うのは簡単なので、確かめましょう。スタート メニューからリソース モニターを開き、ネットワークタブのネットワーク アクティビティのあるプロセスを見ます。ここには、アプリごとに 1 秒あたりの送信バイト数が表示されます。そのうえで 50 MB の PDF を圧縮してみてください。アップロードするツールはその分のデータを送らざるを得ませんが、ローカルのツールは送りません。
File Acture 自身の通信はごくわずかです。ときどきのライセンス確認と、無料版での残り回数の照会くらいです。ファイル名、内容、パスが送られることはありません。
乗り換えのきっかけになりやすい 2 つの機能は、正確なサイズへの圧縮とPDF 内の既存テキストの編集です。
オンライン PDF ツールを File Acture に置き換える手順
- 1
アプリを入手する
Windows 版の File Acture をダウンロードして開きます。すべてのツールを試すには無料版で十分です。
- 2
不安だったファイルで試す
PDFを圧縮、OCR PDF など必要なツールを開き、アップロードしたくなかった契約書や給与明細をドラッグします。
- 3
勘ではなく目標を指定する
圧縮では目標サイズを選び、ポータルやメールが求める上限を入力します。
- 4
実行してネットワークを見る
処理中はリソース モニターのネットワークタブを開いたままにし、ファイルの分のデータがまったく出ていかないことを確認します。
- 5
いつもの流れに組み込む
保存先を仕上がったファイルを置くフォルダに設定し、ファイルはまとめて追加します。
1 つもアップロードせずに、同じ作業を。
無料で試せます · PCの中で動作
| iLovePDF / Smallpdf | File Acture(Windows) | |
|---|---|---|
| ファイルが PC を離れるか | ウェブ版:はい、後で削除。デスクトップアプリ:いいえ | いいえ |
| オフライン動作 | デスクトップアプリのみ | はい。無料版は実行回数をオンラインで数える |
| 正確なサイズへの圧縮 | いいえ、プリセットの段階 | はい(KB / MB 指定) |
| 無料プランの制限 | あり(Smallpdf のウェブ版は 1 日 2 タスク) | PC ごとに 3 回、各 5 ファイル |
| 支払い | 月額または年額のプラン | 買い切りライセンス |
| PDF から Word、電子署名の依頼 | あり | なし |
| ブラウザで動く | はい | いいえ、デスクトップアプリ |
よくある質問
Windows で使える iLovePDF のオフライン代替はありますか?
あります。File Acture は圧縮、OCR、結合、分割、保護、画像処理を、何もアップロードせずに PC 上で行います。より幅広いツールが必要なら、iLovePDF 自身のデスクトップアプリもオフラインで動きます。
iLovePDF はファイルを削除しますか?
プライバシーポリシーでは、ウェブサイトにアップロードされたファイルは一定時間後に自動削除されるとされています。それでもファイルは自分のパソコンを離れます。ローカルアプリはその部分を避けられます。
File Acture は無料ですか?
無料版は PC 1 台につき 3 回、1 回最大 5 ファイルまで使えます。Pro は買い切りで上限がなくなり、ライセンス 1 つで 1 台のデバイスを有効化します。
File Acture は PDF を Word に変換できますか?
今はできません。スキャン PDF を OCR で検索可能にはできますが、Word や Excel への書き出しにはウェブスイートか本格的な編集ソフトが適しています。
File Acture は Mac でも使えますか?
はい。Mac 版と Windows 版は同じエンジンと同じ 16 のツールを共有しています。ライセンス 1 つで有効化できるのは 1 台なので、Mac と PC ではそれぞれにライセンスが必要です。